国際実践空手道連盟 =武眞会= 武真会

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よくある質問

よくある質問をまとめてみました。
よくある質問5:どこに行っても通用する帯でしょうか(転勤の多いご父兄様)
それは所属団体の大きい流派でしたらそこの中で通用します。
空手道は大きく伝統空手(寸止め空手)、実戦空手(フルコンタクト)と分かれますが。
審査基準がそれぞれ異なり、一様ではありません。
同じ流派でさえ寒暖の差があるようです。

一番問題なのは、前の帯が通用するのかということを心配するより、他の道場に行った時、誰が見てもキミは白帯ではない、と納得させるモノを身につける事が大事だと思います。

それが実戦であり実践でしょう、実力です。

僕は、子供はすぐ慢心しがちなので基本的に飛び級はさせません。
しかし前道場の級、ブランク等考慮しながら、最初は白帯に戻っても次の審査で元の帯に戻すようにしています。
他道場で帯・段を持っていた子は予め、初めに言ってください。

よくある質問4:試合に勝つためにはどれくらい練習したらよいでしょうか、またどういう練習をしたらいいでしょうか。
1日1時間の勉強を10年続ければその分野の専門家になれます。
365時間×10年=3650時間
これを3年でやるためには
1日の勉強時間を@として
365日×3年×@=3650時間
@=3.3時間
これを毎日やれば3年でその道の専門家になれます。

これは大人の場合なので子供の稽古に置き換えて
強くなるには普段の稽古は本番と思って稽古するのは当然ながら、上で説明したように稽古時間だけでは絶対足りません。
@組手稽古(ライトスパー・受け返し含む)
Aシャドウ稽古(イメージトレーニング)
Bミット・サンドバック稽古
この稽古が必要です。

子供の場合、大人と違い、1日3時間の稽古を1年間
、365日つまり1095時間の練習をすると子供の大会の全日本優勝クラスになれます。

僕の隣の家の子は野球をやってますがレギュラーになりたくて夜にバッテイングの音が聞こえます。

人より劣っていると思ったら人の倍やって当たり前、追い越そうと思ったら人の3倍しなくちゃいけません。

よくある質問4:子供を大会に出したいのですが大丈夫でしょうか
どしどし出てください。
人は試合や発表会、ハードルがないと技術は上達しにくいようです。
僕は大会云々はあまり言わないのですが、やはり上達するには必要です。
昇級昇段審査もそうです。
模擬試合を行なっています。まずそこで上位に入賞してみましょう。
僕は、メンツとか、あまり関係ない人ですが、他団体の大会参加について、その子がレベル的に危険だと思ったら参加させません。
負けるのも経験の内。
簡単に勝ってばかりいたらつまんないでしょ。
どんどん行きましょう。

よくある質問3:うちの子は乱暴でよく暴れます。どうしたら良いでしょうか
子供の場合その暴れるという意味が一様ではありません。
単純に気が強い場合と、何か鬱積したものがありその、ハケくちをどうしたら良いかわからなくて暴れるという事があるようです。

誰にでも闘争本能はあるのですがそれを昇華させるのが武道です。
最初はみんな相手に勝つ、勝ちたい、から始めます。
特に男の子はそういう覇気がなけりゃいけません。
坊主ではないので自分に勝つために武道をやるという人はなかなかいないです。

結果として自分に勝つということは難しいと、それに気づきます。
まず あの子に勝ちたい。あのチームに勝ちたい。
そう考えたほうが入りやすいです。

仏教もそうです。仏像というように具体的に祈る対象、相手があったほうが入りやすいんです。

話を戻しますと武道には必ず痛みが伴います。
自分が痛んだ経験のない人は人の痛みはわかりません。
病んだことのない人は病人の苦しみが判らないのと同じです。
それでも判らない人は
『自分がされてイヤなことは人にもしない事だ』
というナザレのイエスの言葉にたどり着きます。

武道はもともと対人殺傷術で怖いものです、それを楽しく無理なく・・と考えてやっています。
最初は楽しく、級が上がるにしたがいキビシク、が良いと思います。

結論は気が強い子には武道を習わせて気の昇華をはかる。
気が弱いのに乱暴な子は、何か鬱積したものがあるのかもしれません。
言葉で伝えられない苛立ちがあるのかもしれません。

よくある質問2:子供が幼稚園・学校で泣かされて帰ってきます。
先日ご父兄からの相談で、
「ウチの息子が学校でいじめられているようなのです。
空手を習わせているのですがどのように言ったらよいでしょうか」

この案件はまずそのお子さんの状態によります。
気が弱く相手に手出しできない子の場合

まず、相手に『やめてよ!』と言える自分になる事が大事です。
ナザレのイエスは右の頬を殴られたら左をも出せといいました。
聖書はイエスの言行録ですがここで大事なことは、「やられたら3倍にして相手が倒れるまでやってやる」というような気性の人にはこれが大事です。

相手が怖くて向かってもやられてしまうから「黙ってやられます」・・というのは単に臆病なだけでして、

だぶんこういう人が、イエスに同じ質問をしたら、イエスはまた違う表現をしたと思います。

いろんな形の勇気があります。
耐える勇気もあります。

何の経典かは忘れましたが仏陀が他国で自分の教えを広めている時の話でした、彼は元々一国の王子でしたが当然自分の国の両親、王様ですね、その人たちも仏陀に帰依していたのでした。
そんなある日、自分の国が隣国に攻められたのでした。
仏陀のお父さんの執った行動はまさにナザレのイエスの行動でした。「欲しいならあげよう」
大変な勇気だったろうと思います。
仏陀のお父さんの国は滅びました。

これらのテーマは奥が深いです。
『ほんとうの愛』ってどういうの?
これが課題になってます。これを見てる門下生の子たちは秋の夜長、すこし考えてみてください。

『しかあ〜し』

ボクは聖人君子ではないので、男の子はまず気迫を創る。気迫です。
それを創るのが武道で、弱い自分に勝つ心をつくる。
男の子はこれがまず大事だと思います。
せっかく武道をやってるんだし。

吉田松陰も塾生に学問ばかりやらせてました、でも生徒の気が萎えていくのが見えたのでした。
『湧き上がる気』を創るために武道をやらせたのでした。

やはり今も昔も武道は大事なんだと思います。

ボクが娘、息子に最初空手道を教え始めた訳は、
娘や息子を観察していると、小学校から帰ってくると毎日泣いて帰ってくるのでした。

息子が泣いている訳を聞けば『○○くんに蹴りを入れられた』
娘に訳を聞けば『同級生の子に意地悪された』

これらは親心に切なく、ボクは子供に、自分で自分を守らせるさせるために空手道を習わせることにしたのでした。

別に反対に蹴り返せと言っているわけでは有りません。
相手の子にひと言
『やめてよ それは 嫌なんだよ。』
と言えるようにすることでした。

もちろんこれが言えるようになるには自分の実力がなければいけません。
言える勇気がなければいけません。
そう思います。
だから空手道を習わせたのでした。

よくある質問1:子供が他の道場で級を持ってました。これは有効でしょうか
各道場、流派ごとに帯の審査基準が異なります。
最初は白帯に戻ります。

ただ、全くの白帯と数年修練した人の白帯とは内容実績が異なるのは明白です。
当然進級速度は異なるでしょう。

ボクはこれにはもうひとつ違う意味があると思います。

昔、禅の坊さんがかなりの修練を積み、違う禅寺に修行に行ったのでした。
そこの寺は以前の寺とは教え方、作法、修行形態が異なりそのお坊さんは不満でした。
さらにはそこの先生は教えてくれようとしてくれなかったのでした。不満は溜まりました。

頃合いを見てその先生はそのお坊さんを呼びました。
満杯の水が入っているお椀に水をさらに注いだのでした。
水は溢れてまわりにこぼれたのでした。
『容器の中身が、いっぱいだと新たに入れようとしても溢れて入らない。』

このお坊さんはさすがに修行してきたお坊さんだったのでハッと気が付いたのでした。

この例は聖書でイエスの言う
「新しいぶどう酒は新しい皮の袋に入れないといけない。」これと同じ意味だと思います。

これが理解できないと
「前の道場では○○だった」
「前の道場の稽古はこうだった」
・・となります。
そういう人はいないとは思いますが、そうでないと
先の、禅の坊さんに、学習の修練は遠く及ばないとなりかねません。

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